和ダンスの中から 数枚の白地に紺の大柄の浴衣が 出てきた。
どれも 未着用か着ても1〜2回と言う状態だった。 しかし よく見ると黄ばみやシミもあったので 着用は諦めた。 泊まりの親類用の為の寝巻とか お裁縫や着付けの為に作った物だとか。 いつの間にか 実家の みんなの分が集まった感じだ。 テーブルの上に並べて しばし思案する。 目に留まったのはソファーの上の クッション代わりの座布団。 セットで貰った=詰まってぴちぴちのカバーをつけた「座布団」 そうだ!クッションもどきの座布団カバーを創ろう!」 我が家では フロアーに座る事も多いので そういう形式の方が重宝なのである。 白地にシミや黄ばみのある紺柄の浴衣を 誤って切らない様 注意してほどく。 それを洗濯してから弱く漂白する。ゆすいで乾かす。 そのままでは いかにも浴衣のリフォームで 味気ない色なので 好きな色に染める(今回はダイロンの手持ち在庫を使用) 何回も洗濯して 詰まってもよいくらいの 余裕のある大きさに クッションカバーを仕立てる 多少の色ムラは 「これも 手染めの味わいだ!」と 自分で自分を納得させた。 |
そのままでは すててしまうかもしれない物を 全然別の物に生まれ変わらせる。 これもありかも? しかし 捨てるつもりで始めた「終活」なのに 全体として 流れが「残す方向」に向かってはいないだろうか?(^^ゞ 2016年9月27日 |